スムーズに、精確に、美しく。
作業効率UPのためにはハンダゴテの選定が重要。
コテ先の形状、大きさは適正か?加熱時間は適正か? コテ先の温度は?など綺麗なハンダ付けをするためにはいくつかの条件があります。
コテ先と熱容量について
コテ先を母材に当てるとコテ先温度は低下してしまいます。コテ先温度の低下はハンダゴテの熱容量と母材の熱容量のバランスで変わります。「ハンダゴテの熱容量≧母材の熱容量」の場合は温度低下は小さく、熱回復も早くなります。「ハンダゴテの熱容量<母材の熱容量」の場合は温度低下は大きく、熱回復も遅くなります。コテ先温度はコテ先の形状、大きさでも変わるので適切に選定する必要があります。温度管理をされる場合は温度調節機能付のハンダゴテとハンダゴテ温度計の併用をお勧めします。
コテ先のメンテナンスについて
通電したまま長時間放置するとコテ先が高温になり、表面が酸化され黒ずんでしまいハンダがコテ先に「ぬれ」なくなります。この場合は一旦通電を止め冷却させ、コテ先表面をラバー砥石(K-142)で軽く磨いて酸化膜を除いた後、通電してコテ先先端にハンダを盛りハンダ揚げ処理を施してから作業を再開してください。また、長時間作業を中断する場合は通電を止めることをお勧めします。
明細表(セット内容 4点)
ハンダゴテ:H-849
ヒートシンク:●
ハンダ
ハンダ吸取線:No.3738●
●入組が変更になった製品
■ケース付
■交換部品
耐食ビット(鉄メッキ仕様) H-834 全長:75mm ポイントタイプ:B 適応機種:H-829/839/849/820/830/840
※耐食ビットの先端は鉛フリーハンダあげ処理しています。
(メーカー) HOZAN(ホーザン株式会社)