1.溶接の危険性
 溶接作業では作業者の目に、肉眼では見えない紫外線による眼球の損傷や、強い可視光線による眼球の疲労および損傷、肉眼では見えない赤外線による不可逆的な網膜火傷および白内障のような危険性があります。
2.自動遮光溶接面とは
 溶接のアーク光を感知すると自動的に視野の部分が遮光し、強いアーク光から目を守ります。遮光していない時には充分な明るさを保ち、視界を妨げることなく装着したままで溶接の位置決めが可能です。頭に装着できるヘルメットタイプは、両手がフリーとなりますので、特にTIG溶接など両手がふさがってしまう作業に適しています。
 溶接作業前は手元が
見える明るさで溶接
箇所を確認。
 溶接のアーク光を
センサーが感知し、
瞬時に視野の部分が
遮光されアーク光
から目を 守ります。
 アーク光が途切れると
自動的にもとの
明るさに戻ります。
※保護具なしで眼球が溶接光にさらされた場合、永久的な損傷を受ける危険性があります。溶接作業する際は眼球への危険性を認識し、適切な保護具を必ず着用して下さい。
作業用安全保護具
耐炎炭素繊維にシリコンを塗布したもの

(ブランド) スズキッド(SUZUKID)
(メーカー) スター電器製造株式会社